1.ムアツふとん開発のいきさつ

ムアツふとんは健康的な睡眠のために硬質のウレタンフォームに独特の凹凸構造を施して「点で支える」特殊な構造にした健康敷きふとんです。ムアツふとんは米国NASAの航空宇宙工学をヒントにして生まれた商品で、当初は長期入院患者の「床ずれ」防止用マットとして開発されました。
 床ずれの原因は、一カ所に体圧がかかり血流が滞ってしまう「うっけつ」と湿気からくる「ムレ」によっておこる細菌の繁殖です。これを解決するためにムアツふとんは特殊な硬質ウレタンフォームと独特の点で支える凹凸構造を採用。
 一般的な硬質ウレタンフォームは硬くムレやすい素材ですが、ムアツふとんは特殊素材と凹凸構造を採用により、凸部分でからだを支え体圧を分散し、凹部分で空気の対流がおきムレを防ぐ効果が得られ、さらに接触面がソフトであるなど他に類のない敷きふとんが誕生しました。

 

2.健康寝具のパイオニア

 ムアツふとんは、1971年(昭和46年)に褥瘡(床ずれ)予防用のクレーター状マットレス『アセパスマット』として開発されました。1974年(昭和49年)には全国医師協同組合連合会の推薦を得て、商品名を『ムアツふとん』に変えて、市販が始まりました。北里大学病院などの入院用ベッドに採用されたり、各種団体の推薦を受け、徐々に販売台数を伸ばしてまいりました。
 ムアツふとんはいわば健康寝具のパイオニア的存在です。いまでも人気はますます高まる一方で、西川産業を代表する敷きふとんです。発売以来25年を越え、ご愛用者は述べ200万人をかるく突破している、ベストセラーなのです。
 類似品がたくさん出回っております。くれぐれもご注意ください。

 

3.独自の凹凸構造

ムアツふとんの人気の秘密。これは点で支える独自の凹凸構造にあります。 タマゴはタテにすると、どんなに上下から力を加えても割れませんね。上からの力に対して、立体的に拡散してしまうからです。この原理は新幹線やジェット機・人工衛星・ロケットの先端部などに応用されています。この力を拡散するカタチにヒントを得て生まれたのが『ムアツふとん』です。
 タマゴを整然と並べたような立体構造。これが多くの点の集まりとなって、横たわった体を支えるわけです。面でなく点で支えるために、体との接触部分が少なくなり、重さを分散して、床面からの圧迫感を減少。血行はスムーズで、心地好く安眠できるのです。

●理想の三層構造を実現

A層: 一番上の体に接する部分のため、柔らかさが必要。
○ソフトに身体の重さを支えます。
B層: 体を支えるため硬めのものを。
○このAとB層で姿勢を正しく保ちます。身体に接しない凹部で隙間をつくり、毛細血管の流れをスムーズにします。しかも空気の流れを保つのでムレません。
C層: 寝返りなどの衝撃を受け止める層。B層を平らに支えたまま上下するものがよい。
○身体全体をバランスよく受け止め、背骨を正常に保つ正しい姿勢を維持します。

 

4.ムアツふとんはなぜいいの?

1.圧迫感の少ない寝心地です。

ムアツふとん独特の凹凸構造。タマゴ型の突起は、体重圧を分散させてしまう理想のカーブです。1cmあたり33g(大人の平均値)の重さを、多くの点が支え分散してしまいます。重さの反作用である床面からの圧迫感が少なく、まるで「体が空間に浮いているような」快適な寝心地が得られます。

2.安定した寝姿勢を保ちます。

人間の体重圧は、大きく分けると4つのブロック(頭部・胸部・腰部・足部)に分かれます。それぞれが異なった重さですので、柔らかいふとんに寝ると、重い部分が大きく沈み、極端になると身体がW字型になってしまいます。ムアツふとんは、この体重圧を独自の凹凸構造が水平・放射状に分散します。このため身体が沈みすぎず、背骨(背筋)を正しく保持し、安定した理想的な寝姿勢を保ちます。

3.血行を妨げません。

ムアツふとんは、身体と点で接触しますので、皮膚に近い毛細血管の血行や体液の流れなどの循環系を圧迫することが少なく、負担も軽くなります。自然な快い眠りと爽快な目覚めが得られるのもこのため。健康な方はもちろん、身体の弱った方、お年寄り・療養中の方などに、ぜひお薦めしたい敷きふとんです。

4.湿気の少ない爽やかさ。

ムアツふとんの素材はウレタンフォーム。もともと水分や湿気を吸収しません。
 でも凹凸構造の凹み部分と、発泡ウレタンフォームの中にある無数の気泡状の空気孔が、空気を含んでいます。
このため、睡眠中身体から出る汗や湿気はこの空気孔に送られ、寝返りによるポンプ効果により、外へ吐き出されます。ですからふとんの中はいつもサラッと爽やかです。

5.空気を含んで暖か。

ムアツふとんは全容積の約65%が空気泡でできています。このため保温性・断熱性があります。ですから床面からの寒さをしっかりガードし、暖かさを保ちます。また、身体が点で支えられ、面で接触しないので暖かい空気に包まれて、心地好い睡眠が得られます。


 

5.ムアツふとんは軽くて手間いらず

1.干す手間が少なく、打ち直しいらず。

ムアツふとんは空気孔や凹部分の空気の対流により、湿気を拡散させます。そのため使った後も3つ折りにたたんで部屋の中に立てかけて置くだけでもOK!。日干しの手間が省けます。また、ムアツふとんのウレタンフォームは、ヘタリが少なく打ち直しなどの手入れが入りません。

●ムアツふとんはタテに収納できる数少ない敷きふとんです。押し入れがなくクローゼットしかない部屋でも大丈夫です。

2.ダニやホコリの心配が少ない。

 ムアツふとんの中芯はウレタンフォーム。いままでのわたと違って、繊維素材ではないため、わた切れやホコリの心配がありません。また、動物性繊維や植物性繊維でもなく、湿気もこもりにくいため、ダニや害虫が住みついたり、発生することがほとんどありません。さらにウレタンフォームには、燃えにくい難燃加工を施していますので安心です。

3.一枚だけでOK!

シンプルで取扱いが簡単。ひとりに1枚でオールシーズン快適睡眠。赤ちゃんからお年寄りまでオールマイティの敷きふとんです。


 

6.使用上の注意

●敷きっぱなしに注意!

長時間、敷き続けますとムアツふとんの裏側に湿気がこもり、ムアツふとんおよび畳や床などにカビがはえることがありますので、敷きっぱなしにしないでください。使用後は風通しを良くしてください。日干しする場合は側をかけたまま干してください。

●「好転現象」が起こる場合があります。

初めて使用される方の中には、かえって眠れないと違和感を感じる状態が2〜3日から1週間ほど続くことがあります。(個人差があります)しかし、これは一過性の反応「好転現象」で、これを過ぎると快適な眠りが得られるようになります。

●正しい使い方

 凹凸部分を上にしてお使いください。ムアツふとんの上には余り厚めのシーツや毛布を敷かないでください。独特の凹凸構造が活かされません。また、ムアツふとんは折りたたむときにバンドで止めますので、ラップ式の専用シーツをお奨めします。

 また、ムアツふとんの下に、腰の落ち込むような柔らかいふとんやマットレスなどを敷かないで、床や畳の上に直に敷いてください。

◇ベッドで使用する場合

 腰が落ち込んだりしないように、スプリングマットレスの上にベニヤ板(できれば穴のあいたもの)を敷いて使用してください。ベニヤ板はときどき陰干ししてください。スプリングマットレスをはずして、スノコの上にムアツふとんを敷く場合は、ベッドパッドを間に敷いて湿気を取るようにしてください。